睡眠の話(睡眠もリズムが大事)
こんにちは。
9月3日は睡眠の日。9(ぐっ)3(すり)のごろ合わせのようです。ちなみに3月18日も睡眠の日で、そちらは世界睡眠デーにあわせて制定されているようです。
日本人の平均的な睡眠時間はおよそ7時間半といわれ、これは世界的に見ると短めです。ただし、睡眠時間には大きな個人差があります。たとえば、メジャーリーグの大谷翔平選手は1日に10〜12時間、少なくとも8時間は眠っているといわれています(寝る子は育つ、ですね)。ですから、「短いほうがいい」「長いほうがいい」と一概に決められるものではありません。
最近の研究では、「何時間眠るか」よりも「眠る時間の規則正しさ」が健康にとても大切だとわかってきました。つまり「何時に寝て、何時に起きるか」という睡眠リズムが重要という事です。
2023年にイギリスで行われた研究では、睡眠時間が同じでも、毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きていた人は不規則な人と比べて、死亡リスクが最大48%、がんによる死亡が最大39%、心臓や血管の病気による死亡が最大57%も低下したと報告されています。(Sleep. 2023 Sep 21;47(1):zsad253. doi)
要するに、バラバラな時間に寝るよりも、できるだけ同じ時間に寝て同じ時間に起きることが、健康につながるということです。(もちろん、規則正しい生活を送れる人は、それだけ健康に気を使っているとも考えられますが。)
たとえ眠れなくても、決まった時間にベッドに入り、朝にはしっかり日光を浴びる。それが健康に過ごすための秘訣かもしれませんね。
先日、母校である山田東小学校のサマーフェスタに行きました。自分が通っていた頃(約30年前)とほぼ変わらず、昔の思い出がよみがえりました。体育館はもっと広かった気が…