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春といえば、花粉症 その2

[2025.01.29]

春といえば、花粉症 その1 ⇒ コチラ

今回は花粉症の治療薬のお話です。花粉症の治療薬として当院では内服薬、外用薬(点鼻薬、点眼薬)を処方しています。治療には内服を思い浮かべる人が多いと思われますが外用剤も有効な薬です。

それぞれの薬の特徴です。

内服薬(抗ヒスタミン剤):

  • 薬にもよりますが、早く効果が出ます。(約1-2日)
  • くしゃみ、鼻水に有効である他、のど、皮膚など体全体の症状にも効果があります。(鼻詰まりには効果は低いといわれています)
  • 副作用に眠気があり、車を運転する人は要注意です。

点鼻薬(点鼻ステロイド剤):

  • 眠くならないので車を運転する人も使いやすい薬です。
  • 鼻症状(鼻水、鼻詰まり)に効果が高く、目の症状もある程度抑えてくれます。
  • 効果が出るのに数日かかります。(約3-4日)
  • 目・鼻以外には効果がなく喉や皮膚の症状には効果がありません。

点眼薬(抗アレルギー点眼薬):

  • 目の症状に対しては、内服薬、点鼻薬よりも効果が高いといわれています。
  • 症状が出るのを予防する効果はありません。
  • 目以外の症状には効果はありません。

目の症状が強いなら点眼薬、鼻の症状が強いなら点鼻薬、喉の症状、皮膚のかゆみもあるなら内服薬という感じでしょうか。実際はそれらの薬を組み合わせて治療します。

いずれの薬も内服を続けることにより効果が発揮されますので、花粉が飛んでいる間は継続しましょう。妊婦さん、授乳されている方にも使いやすい薬もあります。

花粉症症状がありましたら当院にご相談ください。

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